この度(平成18年6月1日)、茨城県牛久市南に「天満胃腸科クリニック」を開設いたしました。東京女子医科大学消化器病センターへ入局以来、長年にわたって医療に携わってまいりましたが、その間、常に「患者様の側に立った医療」の実践の難しさを痛感してまいりました。時代の流れは確実に「患者様の側に立った医療」の方向へ向いてはおりますが、いざ実践となると組織が大きくなればなるほど困難であるのが現状です。「患者様の側に立った医療」の実践とは、患者様のニーズにお応えすることであり、以下の三点に集約されると思います。

1.質の高い医療の提供

特に専門の胃腸(消化器)に関しては、クリニックだからできないという検査(治療)を最小限にしていく努力をしてまいりたいと考えております。また、専門外の病気に対しては速やかに専門医をご紹介させていただきたいと思います。

2.充分なインフォームドコンセント(病状説明)

現実的には患者様の全てのニーズにお応えするのは難しいと思いますが、最大限の努力をさせていただきたいと思っております。また、検査結果につきましても可能な限り当日にお知らせしていきたいと考えております。不充分な際には是非ご遠慮なく、私か、あるいはスタッフにお申し出ください。

3.合理的な診療(待ち時間の短縮)

最も合理的な診療は完全予約制と思われますが、実際の診療を時間で区切ることは難しいことですので、緊急の患者様への対応を考えて、完全予約制にはせず、「一部予約制(諸検査も同様)」とさせていただきました。

以上の三点を中心に、少しでも「患者様の側に立った医療」を実践し、地域医療に貢献できるようスタッフ共々精一杯努力してまいりたいと考えております。 今後とも、宜しくお願い申し上げます。

天満胃腸科クリニック 院長 天満信夫
スタッフ一同